地域課題解決の
取組事例
吉賀町の強みを活かした「移住定住就労」への取り組み
吉賀町商工会
支援分野
- 生活機能の維持獲得

- 地域経済の状況と課題
- 20年で27%の人口減少となっている吉賀町では、吉賀町第2期総合戦略を「人口減少の克服と地方創生の実現を通して、将来にわたって活力ある社会を維持することを目指す戦略」としています。また第2次吉賀町まちづくり計画の中で「自然の恵みに育まれ、人と共に生きる自立発展のまち」をまちづくりの指針として掲げ、「自然」、「人」、「産業」を基盤とした町の発展に取り組むとしています。
しまね定住財団の移住者向けの市町村別のページの中で、吉賀町は「製造業」と「農林業」を基幹産業として紹介しています。生産年齢人口が減少し、老年人口の比率が上がり、人手不足が進み、基幹産業である製造業は「働いてくれる人がいないので撤退します」、もう1つの基幹産業である大規模農業は「大百姓だけど年寄りだけではできないから、人が見つからないならやめてしまおう」となると吉賀町はとてつもない打撃を受けます。
生産年齢人口が減り、老年人口の比率が上がることで、生産年齢人口の負担は大きくなり、商業だけでなく日々の生活にも大きな影響が出てきます。1人でも2人でも増やしていくことが生活の維持へと繋がっていきます。
吉賀町では、人手不足解消に向けた取り組みとして令和7年4月1日時点で210人の外国人労働者が入町して働いています。人口比率では島根県で第一位となっており、大規模な農業経営や工業を中心とした製造業、福祉や建設業などの分野で活躍しています。とはいえ、外国人労働者は基本運転免許を持っていません。住んでいても除雪や草刈りをしてくれるわけではありません。次の統計資料からみてわかるとおり生産年齢人口は減る一方であることから、産業や生活機能を維持するためには外国人労働者を雇用しながら、生産年齢人口のUターン・Iターンといった「移住者」「定住者」を増やしていく必要があると考えます。
- 事業の内容
- 吉賀町に移住をしてくれた方に、さまざまな業種のお仕事のご紹介(事業所別の会社紹介や求人情報を掲載)や、住居に関する紹介、空き店舗の紹介、そこから事業をはじめたい方は商工会で「創業」からはじめて事業の総合的なお手伝いをさせていただくというサービスです。
- 地域・事業者にもたらした事業の成果・効果
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設定した目標(移住者5名)は達成することができなかった。応募の問い合わせはなかった。
【結果】
総表示回数 6,748回
クリック数 1,263回
CV率 18.7% (表示回数に対して実際にクリックした率)
CV率は一般的には3~4%だということから考えると良好な数値であった。「吉賀町」という広告を1,263人の方に閲覧していただけた。広島市と名古屋市は表示回数が極端に少なく地方移住を検討している人が極端に少ないという裏付けとなった。
町内13社の人材不足解消に向けた取組みに参画することができ、全社から良いご意見をいただき、今まであまり関与できなかった製造業などの企業にもお役に立つことができ、成果物(紹介ページ)を残すことができた。

